ブラック・ダリア

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ジェイムズ・エルロイの「LA三部作」の待望の映画化。映像として観て、個人的にはあまり感じるところがなく、「ナイロビの蜂」とは対照的に、”映画化する意義”をあまり感じませんでした。が、映画の位置づけとしては、”ザ・ハリウッド映画”だと思うので、原作から離れて単純にサスペンス・エンターテイメントとして観れば、退屈しない映画ではあると思います。

公開前から話題だった、2大女優について少々。スカーレット・ヨハンソンの演技が素晴らしいと思いました。普段の言動やパパラッチされる姿などの印象で「キレイだけどバカっぽい人」という印象を持っていたのですが、役者としてスクリーン越しに観るとまるで別人。天性の女優なのだなあと思いました。時を近くして、スカーレット主演の「ロスト・イン・トランスレーション」を観たのですが、やはり同じ印象を持ちました。一方で、ヒラリー・スワンクのグラマラスな役どころにムリがありすぎてちょっと見ていていたたまれない気持ちになりました。素晴らしい役者なだけに、もったいないキャスティングだと思います。
★★★

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