最近観た映画メモ

| | TB-0
インフォーマント / ★★
盛大に寝た。延々と不協和音を聴いているような不思議な感覚。
もう一回観てみたい。

カールじいさんの空飛ぶ家 / ★★★
いろいろと強引。だけど悪くない。
それにしてもブログなどで「カールおじさん」と誤記している人の多さに苦笑い。国民食だな、カール。

ヒート / ★★★
アル・パチーノとロバート・デニーロの見分けがつかず苦労した。どうもイタリア系の見分けが苦手らしい私。

銃撃戦のシーンが、今まで観た映画のなかで一番良かった。緊張感の演出と効果音の使い方がすばらしい。銃が恐ろしい武器だということ、を、すっかり忘れてのんきに流し観できる銃撃や発砲のシーンが多いなか、ヒートの銃撃と発砲のシーンには一撃一撃に人をブルーにさせる力があった。
DVDを観ているときなどに長めの銃撃戦の場面になると、飽きて眠くなってしまったり、おやつや飲み物の補充にキッチンに立ってしまったりしがちな私なんだけど、ヒートはじっくり観た。

しかし、ハードボイルド映画においてしばし登場する、強引で無口でなんだか悪そうな男に、困った顔をしながらも付いていって最後に悲しい思いをすることになる女、に対し、いつものことながらイラっとしてしまう。共感できないということではなく、作り手の男性の妄想の具体化というかんじがするから。わたしはハードボイルドが苦手なのではなくて、ハードボイルド志向の人間、というのが苦手なんだろうと思う。で、それは男が夢見がちな女に対して「むむ」と思うのと表裏をなしている気がするので、同族嫌悪みたいなものなんだろうと思う。

アバター / ★★★
原生林の描写が好き。
映画を観た、というよりも、アバターというアトラクションを体験した、という感覚になった。CGや3Dのクオリティと、ストーリーの完成度のバランスを取ることって、今後の超大作CG映画に課せられた大きな課題だなあと思う。

ワールド・オブ・ライズ / ★★★
いまやひとつの定形となった感のある、中東で生きるか死ぬかという思いをするアメリカ人が主人公の映画。退屈せず楽しんで観ることはできたんだけど、なんとなく既視感があるというか、古い感じがするというか。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 最近観た映画メモ

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://hokahokagohan.net/mt/mt-tb.cgi/59

Author

映画と猫と旅行が好きな
70年代後半うまれの女性

★Stars

★★★★★
何度でも観たい。
★★★★
おすすめ。
★★★
悪くない。
★★
人には薦めない。

観なきゃ良かった。

Instagram

Monthly Archives