bee: September 2005 - Archive

■チャーリーとチョコレート工場 / ★★★
毒入りファンタジー。毒はいいんだけど効果的じゃないと興ざめする。あとジョニデがちょっと気持ち悪くて減点。もっと適任の俳優がいた気がする。

■銀河ヒッチハイク / ★★★★★
最高。オープニングからして最高。ブリティッシュユーモアの真骨頂。モンティパイソンの不条理さとバカバカしさが好きな人はきっと好きなはず。原作と続編(宇宙の果てのレストラン)も面白いのでおすすめです。

■アメリカンスプレンダー / ★★★★★
期待せずしてみたらすばらしい映画だった。地味だし主張も控えめだけど、練りに練られた脚本(実話ベース)と斬新な映像手法とすばらしい音楽で、ジーンときます。でも何も感じない人は何も感じない、そういう映画だと思います。

■デブラウィンガーを探して / ★★
ハリウッド女優のみなさんの自分語り。ダリル・ハンナがとてもチャーミング。女性向け。女性向けすぎてちょと眠いかも。

■ヴァージンスーサイズ / ★★★★
自称”映画マニア”には評判の低いソフィア・コッポラの作品。私はすごく好き。もともと原作が死ぬほど好きだし、原作の儚くて青っぽい独特のイメージが、初監督作品らしい素直な撮り方によく合ってると思う。キルステン・ダンストの魅力が一番生きてる映画だと思う。80年代アメリカの雰囲気がお好きな人にもおすすめ。

■アダルトスクール / ★★★★★
アホ映画。笑いたいときにどうぞ。

■メラニーは行く / ★
リース・ウィザースプーンの「リーガリーブロンド」に次ぐ代表作、なのかな。ストーリーで観客を引っ張らざるを得ない映画のわりにストーリーがグダグダですた。

■モンスター / ★★★
シャーリーズ・セロンの変身ぷりがすごすぎ。あと、ウザすぎる役柄にクリスティーナ・リッチがハマってた。アイリーン・ウォーノスの事件は、猟奇犯罪史上かなり有名な事件だけど、事件の凄惨さとかスキャンダラスな背景ばかりが取りざたされてて、事件の「悲しさ」に焦点を当てた扱いは少ない。けど、事件の「悲しさ」こそ見るべき点ではないかと思ったです。

9月は当たりが多かった月でした。

Author

映画と猫と旅行が好きな
70年代後半うまれの女性

★Stars

★★★★★
何度でも観たい。
★★★★
おすすめ。
★★★
悪くない。
★★
人には薦めない。

観なきゃ良かった。

Instagram

Monthly Archives