ケイト・ハドソンとナオミ・ワッツ主演のロマコメ。ナオミ・ワッツは相変わらず不幸なブロンドを演じ、ケイト・ハドソンは相変わらず奔放で気のいいブロンドを演じる、そんな映画。それにしても、アメリカ人がパリで滑った転んだする映画を作ろうとすると、宿命的と言って良いくらいダサい雰囲気になってしまうのはなぜなのだろう。
drama: June 2006 - Archive
ジェニファーアニストン扮する、生活に疲れた人妻と、ジェイクギレンホール演ずるナイーブで独りよがりな文学青年の不倫ばなし。陰鬱な感じがなかなかリアルでよろしかった。ジェニファーアニストンって、フレンズの印象がとにかく強いんだけど、シリアスでちょっと陰のある役どころも似合う女優さんなのだなあと思った。そしてジェイクギレンホールはほんとに変化自在。徹底的にウザい若者の演技がすごく巧くて、もともとはとても屈託ない明るいイメージの人なだけに驚いた。すごい俳優になりそうだなー。