memo: March 2010 - Archive

最近観た映画メモ

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リンダリンダリンダ/★★★
ペ・ドゥナが可愛いすぎる。
リンダリンダという曲を使ってる時点で超甘いジャッジになっちゃう。だって70年代生まれだもの!

運命じゃない人/★★★
いろいろと実験的ではあった、けど、映画自体にはそれ以上のものはなかった、という印象。けど、この監督はいつかすごくおもしろい作品を撮るのではないか、と期待させるものがあった。

バッド・ルーテナント/★★★★★
ニコラス・ケイジが天才過ぎる。ある部分で超優秀であると同時にある部分でとてもダメ、な男を演じるときのニコラス・ケイジの巧さは飛び抜けてるとおもう。
男って顔じゃないなーってニコラス・ケイジとソン・ガンホをみるたびに思います。

乾き/★★★
非ゴスなヴァンパイア映画、新鮮でした。
もうすこしコンパクトに編集したらもっと鮮烈な印象があったんじゃないかなっていう気はする。

2012/★★
ピンチ!→ダッシュ!→すんでのところで助かった~、がループするミニマルな映画でした。

シャーロック・ホームズ/★★★★
得したっ!ってかんじの楽しい映画でした。はっきりしたアイコンのある娯楽映画って俳優陣のスキルによって仕上がりがけっこう左右されると私は思ってるのですが、ロバート・ダウニーJrとレイチェル・マクアダムスっていうコメディに強い実力派二人の演技が良く、観ていて心地良かったです。

ハートロッカー/★★★★★
超傑作。
個人が完全に無視される戦場にあり続けることで、いち個人はどう変容するのか、というとても内省的な映画。ドンパチでも国際的陰謀でもなく、戦場における個人にフォーカスしたことで、あらゆる人(=個人)にズシっと響く映画になったのではないかと思います。
上映中、ものすごい緊張とともにスクリーンを観ていたので観終わったあとの抜け殻感がすごかった。脚本・映像・演出どれも素晴らしかったんだけど、素人のわたしが聞いても「なんか尋常じゃないぞ」と思ってしまうくらい音響効果が素晴らしかったです。

GOOD BAD WIRED/★★
ディティールはとても面白いんだけど、なんとなくまとまりに欠ける印象。
決してつまらなくはないけどこの時期観た他の韓国映画がハイレベルなものばかりだったのでちょっと印象としてボヤけているのかも。

トイ・ストーリー/★★★
トイ・ストーリー2/★★★
なぜか観ていなかったこのふたつをまとめて鑑賞。3がたのしみ。

96時間/★★★
元FBIエージェントで世界最強のお父さんが海外旅行先でマフィアに誘拐されたバカ娘を96時間で救い出す、という無茶すぎるおはなし。展開がスピーディーで面白かった。そんな超人はいるまいよ、という強さのお父さんを大真面目にやってる感じもまた面白かった。

アドレナリン:ハイ・ボルテージ/★★★★★
どーしようもないB級アクションスカムムービー。最高です。バカな人だけ観ればいい、文句言うやつは帰れ!金は返さないけど!というかんじがする映画。

ショーシャンクの空に/★★★★
え!あれ観てないの!と言われ続けてきた映画をついに鑑賞。

フロム・ヘル/★★★
「ばっちいロンドン」というモチーフが好きなので観ていて楽しかった。

母なる証明/★★★★
大好きなポン・ジュノ監督のずっと観たかった作品。なんでこんなの思いつくんだろう、っていう演出とカットの連続。最後のシーンの奇跡のようなかっこよさに鳥肌がたちました。
ポン・ジュノ、たぶん今いちばん好きな映画監督だなあ。

パイレーツ・ロック/★★★★
大変おもしろかった。イギリスの海賊ラジオ放送曲のおはなし。
ジャンルを問わず音楽が好きな人なら誰でも楽しめる良作。

エスター/★★★
サイコホラー。お人好し感ゼロのヤーなかんじの展開で良いかんじです。

ノウイング/★
なんかよくわからないまま地球が危機に陥ってなんかよくわからないまま救われる映画。あまりにもひどいから観たほうがいい!と複数の人に言われて観たけど、たしかにひどかった。

TOKIO!/★★★
ポン・ジュノ、ミシェル・ゴンドリ、レオス・カラックスによるオムニバス短編映画集。やっぱりポン・ジュノがずばぬけて素晴らしかった。あんなにかっこいい東京の風景、初めて見た!
ミシェル・ゴンドリも悪くなかったけど、PVや映画「僕らのミライへ逆回転」の素晴らしさに比較してあんまり力がこもってないような印象だった。レオス・カラックスのは開始10分だけ最高。

ディセント2/★
「ディセント」が良かったので続編を観てみたんだけど、無理やり作った感満点でガッカリなかんじだった。そのうえ3に繋げようという下心を優先させたわけのわからないエンディングで1の良さを台無しにしていた。もったいないよう。

ボーン・コレクター/★★
どうにもモッタリとした演出で何度か眠たくなった。サスペンスは緊張感がいのち。原作はとてもおもしろいんだけどなー。

サロゲート/★★
タクシーの中に設置されてるちびモニターで予告編をみてからなぜか気になって仕方がなかった映画。別にそんなにおもしろくないんだろうな...と思ったら果たしてその通りでした。でもなんか憎めないのは、全体的にそこはかとなく漂うSF表現の間抜けさが可愛いからかもしれません。
まぬけSF(と勝手に名付けます)には、他人の近未来妄想を垣間見る楽しさがあると思います。

グリーン・ゾーン/★★★★
わりとよく観ている気がする"アメリカ人inイラク映画"。もはやひとつのジャンルだなという気がします。そして、アメリカでイラク戦争をモチーフにした映画を撮るには相応の覚悟が必要なせいか、このジャンルにある映画は基本的な水準がとても高い気がする。
グリーン・ゾーンもとても面白かった。一秒も退屈することがありませんでした。おすすめ。


Author

映画と猫と旅行が好きな
70年代後半うまれの女性

★Stars

★★★★★
何度でも観たい。
★★★★
おすすめ。
★★★
悪くない。
★★
人には薦めない。

観なきゃ良かった。

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