comedy: December 2006 - Archive

エルフ

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ウィル・フェレル扮する、北極のサンタさんの工房で働くエルフたち・・・の中に諸般の事情で混じっている”エルフとして育った人間”の男が、父親に会いにNYにやってくるというストーリー。大男(190センチ)のウィルが、白いタイツにとんがりお帽子で「ダディ~!」とか言って飛び跳ねまくる姿が気持ち悪すぎます。ウィルは大好きですが若干やりすぎ感が漂う気もします。

クリスマスも近いことなのでそれらしい映画を、なんて言って、何も知らずにこの映画をレンタルしてしまう人、多いんだろうなあ・・・。心から同情します。

アンカーマン

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邦題は「俺たちニュースキャスター」なのですが、あまりにも締まらないタイトルなので原題を採用。大好きなウィル・フェレルのほか、ヴィンス・ボーン、ジャック・ブラック、ベン・スティラーといったアメリカンB級コメディの常連が山盛り出演していてお好きな人にはたまらないキャスティング。個人的には大好きなクリスティーナ・アップルゲイトが出演していて嬉しかったです。筋はバカバカしいのでストーリーに期待せずに、コントを見るような気持ちで観るのが良さそう。

40歳の童貞男

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期待はずれだったなー。友情やら愛情やら、あれもこれも盛り込みすぎで散漫な印象。もっとおもしろくなりそうなモチーフなだけに惜しい。2chで童貞の悲哀のこもる発言を拾ってマッシュアップしたほうがおもしろいものができそう。

スネーク・フライト

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あえてコメディカテゴリーに入れておきます。飛行機が!毒蛇で!いっぱいに!ギャー!みたいなばかばかしいパニック映画。素晴らしいです。ハゲたオッサンが大蛇に丸呑みされたり、トイレで便器から顔を出した蛇に局部を噛まれたり、というような漫画的なネタが満載です。涙ありポロリありカタルシスありではありますが、それは言うなればお刺身のツマに過ぎず、あくまでも主人公は蛇(と蛇に噛まれて死にまくる乗客乗員)です。ゾンビやエイリアンといった「やたらしつこくて大量でなんかもう途中でうんざりしてくるくらい強い敵」が登場するパニック映画好きにとっては、観るだけでテンションが上がる超オススメの作品です。

そして、エンディング曲も最高。公募で選ばれた Cobra Starship というウルグアイ(!)のロックバンドによるものなのですが、アメリカ人が忘れてしまった能天気なロックスピリッツはウルグアイで確かに継承されている!ということを示す名曲です。ダンスロック好きは是非。

最凶女装計画

| | TB-0
オカマモチーフのたいへん下品なコメディ。ではありますが、白人上流社会への風刺とアフロアフリカンのプライドに満ちていて、悪くないと思います。万人にはおすすめしづらいけど。パリスヒルトンを半笑いでウォッチしている向きには確実にオススメの一本です。
ウィルフェレル・オーウェンウィルソン・ヴィンスボーン・クリストファーウォーケン、というコメディ的に超豪華クレジットで文句なし。ヒロインが私の大好きなレイチェル・マクアダムスなのもうれしかった。ストーリー?そんなのはどうでも良いのであります。
ビターなブリティッシュユーモア×ゾンビという組み合わせがこんなに合うなんて!モチーフがゾンビなので、パニックムービーではあるのだけど、観ていて疲れるドタバタ映画では断じてありません。ゾンビ映画はあまり好きではない私でも、たいへん楽しく鑑賞できた映画でした。こんなに面白いのに日本未公開だなんて、まったくもって残念なことです。(DVDは発売中です

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映画と猫と旅行が好きな
70年代後半うまれの女性

★Stars

★★★★★
何度でも観たい。
★★★★
おすすめ。
★★★
悪くない。
★★
人には薦めない。

観なきゃ良かった。

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